夫立会い出産のお勧め

<夫立会い出産について>

 陣痛の痛みや不安を夫婦で乗り越えて素晴らしい出産を体験し、育児をスタートさせるのが夫立会い出産です。奥様にとっては精神的な支えとなり、ご主人にとっては感動と父親としての自覚が得られると言われています。一般に、妊婦さんの54%がご主人の立会いを希望されますが、ご主人が立会いを希望されるのは26%のみと言われています。仕事が忙しかったり、血を見るのが苦手なご主人も多いと思いますが、ご都合がつけばできるだけ立ち会っていただきたいと思います。

<夫立会いのための教室?>

ご主人が教室に参加しないと立会いができない病院が多いようですが、当院では忙しいご主人にもできるだけ気軽に立ち会っていただけるように、立ち合いのための教室は開いておりません。奥様を上手に励ますことよりも、いっしょにいることの安心感の方がもっと大事だと思っています。実際に立ち会いでは、励ましの声もかけられずに立っているだけのご主人がほとんどですが、妊婦さんにとってそばにいてくれるだけで安心なのです。

<ご主人の分娩室入室時期について>

入院後、お産が進んでくると病室から陣痛室に移り、さらにお産が近づくと分娩室に移ります。陣痛室へのご主人の出入りはいつでもできますが、分娩室は自由には出入りできませんので、ご主人の分娩室入室時期について、希望をバースプランにご記入ください。

<カメラ・ビデオの持込みについて>

・カメラやビデオの撮影は可能です。ストロボは使用して大丈夫です。
・赤ちゃんが生まれたら、奥様のお腹にシーツをひいて赤ちゃんをお載せし
ますので、それからお撮りください。
・ビデオ・デジカメをあまりに早くから準備すると充電が不足しているのことがありますので、ご注意ください。
・出生直後は羊水で濡れている赤ちゃんの体温は急激に下がりますので、たくさんは撮れませんが、後でゆっくり写真を撮る時間をお作りします
・子供さんも立会いしてビデオもカメラも撮りたいというのはかなり難しいです。その場合、ビデオは3脚の使用をお勧めします。

<子供さんも立会いを希望される場合>

ご主人が手をつなぐか、抱っこして立ち会ってください。
・子供さんがお産に恐怖心を残さないように、上手にお産されることを希望します。
・風邪などの病気の子供さんは、ご遠慮ください。

<立会いのできない場合>

異常分娩(吸引分娩、帝王切開、骨盤位分娩など)の場合、お産が急に進んでご主人をお呼びする時間的余裕がない場合など、希望されても立ち会えない場合がありますのでご了承ください。お産は、陣痛が来てもいつ生まれるかの予測はなかなかできません。スタッフはいつ生まれても対処できるように準備していますが、ご主人もそのつもりで準備をお願いいたします。